小児皮膚科
お子さまに多い皮膚の病気である、例えばアトピー性皮膚炎、乳児湿疹、水痘(水ぼうそう)、水いぼ、あせも、とびひ、いぼ、などの治療を行っています。
小さなお子さまは免疫力が高くないため、皮膚の病気も症状が変化しやすいという特徴があります。
気になることがありましたら、早めに診察を受けるようにしましょう。
伝染性軟属腫(水いぼ)
主に小児に発症するウイルス性の皮膚感染症で、夏に多く見られます。
皮膚接触で感染し、プールや水遊びのときに感染することが多いと言われています。
乾燥肌や湿疹・皮膚炎があると感染が広がり、全身に生じることもあります。
治療法として自然治癒という選択肢もありますが、治癒までに数か月~1年ほどの時間がかかるケースも多く、感染力が強いことを考えると、数が少ないうちに取っていくことをお勧めします。
いぼを取る時には痛みが伴いますが、リドカイン貼付剤という麻酔テープで痛みを和らげることが可能です。テープは保険適応となり、当院でも取り扱っていますのでご相談ください。
乳児湿疹
生後1ヵ月頃から現れる湿疹で、急性湿疹型と脂漏性皮膚炎型とに分けられ、混合型も見られます。
湿疹には、新生児ニキビ、あせも、乳児脂漏性湿疹、食物アレルギーによるものがあります。
乳児期は、自分で汗や乾燥のコントロールをすることが難しいので、保護者によるスキンケアが予防・治療には大切です。