当院の補聴器外来
≪聞こえない・聞こえづらい≫事を「年を取ったから仕方がない」とあきらめておられませんか?
当院は耳鼻咽喉科専門医として、また※補聴器適合判定医・補聴器相談医の知識を存分に活かし
「聞こえ」に対する原因の追究と症状による不安の解消に努めています。
※身体障害者福祉法第15条指定医
※高度難聴指導管理適用基準施設
聞こえない・聞こえづらい原因はお一人お一人違いますので、「聞こえないからあまり話したくない」「聞こえないから外出したくない」「相手に聞き返しをしてしまうから不快にさせる」と思っておられる方は、まずは診察を受け自身の耳の状態を知っていくことが大切です。
「補聴器」は「聞こえ」を助けてくれる優れた機能を持っていますが、その機能を十分に発揮させるためには、ご自身の耳の状態・聞こえ方を確認し、継続的に観察、調整することで初めて患者さまの聞こえの補助としての力を発揮できます。
当院では補聴器が必要・不必要かの検査診断、補聴器の提案および購入後も適正に補聴器の調整されているかを判断し、使用状態の確認まで一貫して行っております。
特に補聴器は購入後からが始まりであり、決まった後も聴力が悪くなっていかないか等の経過観察を行い補聴器の適切な使い方の指導も行います。
ぜひご自身にあった補聴器を見つけて上手く使っていただき、ご家族や、お友達とたくさんお話をしていただきたいと思っております。
聞こえにくい(難聴)原因について
難聴はトラブルを抱えている器官によって症状が異なります。
「伝音性難聴」⇒⇒⇒「音を伝える」機能が低下します。
「感音性難聴」⇒⇒⇒「音を認識する」機能に障害が起きます。
どちらも突発性の症状は治療で改善する可能性がありますが、先天的要因や徐々に進行する長年の症状は治療による改善はほぼ見込まれません。
補聴器のメリット
〇音がはっきりと聞こえる
しっかりと音や声を聞き取ることが出来れば、友人や家族とのコミュニケーションがスムーズになります。
〇危険を察知することが出来る
周囲が危険を知らせる「音」を発していたとしても、それを受け取ることが出来なければ意味がありません。
人の声や車のクラクション、救急車両のサイレンなど生活のうえで危険を知らせる聞かなければならない「音」を聞くことが出来るようになります。
〇難聴との関連が指摘されている問題への予防
「音」が聞こえないということは社会的孤立に繋がります。相手の声が聞き取りづらいと、会話が難しくなり、他人と接するのが億劫になります。
他者との接触を避け自分の殻に閉じこもると、外界からの刺激がなくなり、さらに精神的なストレスを抱えて認知症になりやすいそうです。
また、耳からの音の刺激がない・言葉を発さないという行為は「脳」への刺激が減少するため、さらに「認知症」発症リスクを高める可能性も指摘されていることや、その他転倒や交通事故等の危険性も出てきます。
補聴器外来の流れ
1.初回受診 (耳鼻科一般診察)
まずは治療が必要な病気がないかどうかの診察をしたうえで、聴力検査を行い補聴器の適応の有無を判断します。
受付時に「難聴が気になっており補聴器の必要性があるかどうかも含めての診察を希望する」とお伝え下さい。
2.補聴器専門外来の予約をお取りします。
・毎週火曜日(午前診、午後診)
・毎週水曜日(午前診)
補聴器を適切に使うことでよりはっきりと「音」をとらえて充実した毎日を楽しみましょう。
補聴器は購入後からが始まりです。調整無しで永遠に使用できる訳ではありません。
きちんと補聴器の定期点検を行うことにより、快適に使い続けることが出来ます。
当クリニックでは、ご購入後のアフターケアを特に重視しております。
補聴器を適切に使い充実した毎日を楽しみましょう!
補聴器は永遠に使用できる訳ではありません。
きちんと補聴器の定期点検を行うことで、快適に使い続けることが出来ます。
補聴器のメンテナンスと同時に「耳」自体の状態も把握いたしますので、定期的にご通院いただければと存じます。
また、聞こえに変化が生じた場合はすぐに受診にいらしてください。